【子供教育】外国人の子供に対しての教育・支援の改善方法とは?【外国人雇用】
2019年5月5日日曜日
日本の学校側、企業側ともに知識が足りていない『外国人の子供たちに対する支援』に関して、知識を入れなければならない点、また改善する方法を取り上げてみたいと思います。
*この記事はIZANAUを運営している株式会社アクティブゲーミングメディア(130人中6割が外国人社員)のスタッフによって作成されています。
日経新聞がこのような記事を出していました。
子供が減ってきているのは、もはやだれもが承知の上だと思います。
そこで今後日本に足りなくなってくるであろう、若者の労働力、また年金を払う65際以下の人たちを外国人で補おうとしていますが、それとともに以下のような問題が出てきています。
Yahooニュース:外国人労働者増のツケを学校現場に押しつける政府の無責任ぶり
こちらのYahooニュースで述べられていることは、
『学校から「日本語教育が必要」と判断されながら日本語がわからず授業が理解できない「無支援状態」で日本の公立学校にかよう外国籍の児童生徒が全国で1万400人もいる、と『毎日新聞』(2019年5月4日付電子版)が伝えている。同紙が文部科学省(文科省)に情報公開請求をして判明したという。そんな無支援状態の子どもたちは、日本に来たことを後悔しているかもしれない。』
このように述べられていましたが、この外国人の子供たちに対しての支援に関して、なぜ無支援になっているかというと、やり方がわかっていない学校、教師がほとんどだからです。
なぜこのように学校側も、教師も支援をしないのか、またやり方がわからないのか、なぜこのような事態になってしまうのか。
今回はこの日本の学校側、企業側ともに知識が足りていない『外国人の子供たちに対する支援』に関して、知識を入れなければならない点、また改善する方法を取り上げてみたいと思います。
これを読んでいただけたら、ただ理由は無知によって支援ができていないということに気づいていただけると思います。
I 教育現場での学校・先生の対応能力の強化 I
言語(英語教育)の強化
まず今後外国人が増えることにあたり、外国人の家族とともに移住する人も増えます。
また、日本で子供を産む外国人も増えます。
ここで起こる現象としてまず、ハーフの子供達が出始めたり、完全に外国人の子供が出始めます。
そこで、日本の教育システムはそれに対応できるようなシステムにならないといけません。
今現状でいうと、日本の教育では『I am Japanese』でさえ、また『one two three』でさえ、できない子供たちが日本にはたくさんいますが、国として今の段階から英語教育を必死こいて改善しないと、今後の教育現場でも(すでにおこっていますが)色々な問題が起きてしまいます。
宗教への知識を持つ
さらに、まだみなさんの視野には入っていないかもしれませんが、言語的な問題よりも対応する実際、先生が学校でいろんな宗教を持った人を扱わないといけなくなります。
それらの子は、宗教上で普通のご飯を食べられない子がいたりとか、礼拝、その他対応しなければならないことが出てきます。
実はこれはヨーロッパや、外国(日本以外の国)からしたらすごく当たり前のことで、「この子はハラルしか食べられない」などは外国では当たり前に対応していますが、日本には全くその対応能力(知識)がありません。
外国では学期が始まる前に、親が食べられないもの、その他必要になってくるもの、などを学校側に伝えて、学校はそれに対応したものを給食で出し、対応します。
日本にどの国の人が入るかにもよってきますが、絶対にこれは通らないといけない道です。
I 外国人を雇用する場合、その子供への学校などへの案内もおこなうこと I
基本的に日本でもちゃんとした企業は、雇用した外国人だけではなくその子供達への配慮もおこなっています。
外国籍をもつ親(社員)の子供の出産時のみならず、どの学校に入れたらいいかなどの、子供の育成も含めて企業がすべて案内します。
(もちろん弊社も外国籍を持つ親を雇用する場合は、その子供達への案内をおこないます)
日本企業のいくつかは「そこまでやってやる必要はないんじゃないのか」と思うかもしれませんが、逆に日本人が海外に同じように仕事で行った場合、海外の企業は必ず自分の子供の配慮もおこなってくれます。
それにより、外国人が日本に来たら「子供への案内も会社がやってくれる」ということを当たり前に思っています。
そもそも外国人が少ない日本という国にはまだ馴染みがないかもしれませんが、「海外では当たり前なので、雇用する外国人も当たり前に配慮してもらえると思っている」と前もって認識しておいた方がいいと思います。
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とにかく日本にはまだまだ知識が足りていない部分、知識をつけなければならない部分がたくさんあります。
今回は外国人雇用を推奨する上で出てくる子供に着眼点を当てましたが、企業側も学校側も、できることはまだまだあります。というか、これからです。
知識をつけて、改善をするを繰り替えしていけば、それが『普通・あたりまえ』になっていきます。
初めは何でも難しく感じますが、できることを少しずつ実行していきましょう。