結局外国人は『日本で働きたくない』【日本の魅力は漫画とアニメ】
2019年5月12日日曜日
誰が日本に来たいのかというと、 『お金持ちの子供』と『日本文化のファン(アニメ・漫画など)』この2つに当てはまる人のみです。
*この記事はIZANAUを運営している株式会社アクティブゲーミングメディア(130人中6割が外国人社員)のスタッフによって作成されています。
今までに『高度人材が日本で働きたくない理由』という記事はいくつかご紹介しました。
しかし、今話題になっている高度人材以外の外国人、つまり今回在留資格を拡大した業種や、その他の業種からも実は日本は人気がありません。
日本で働きたいのは、アニメ・漫画のカルチャーに興味がある人のみで、それらの外国人もそもそも日本に『働きに行きたい』のではなく、優先順位的には『アニメ・漫画』が上で、それに付随し『働かなければ生きていけないので、日本で仕事をする』という感じでしょう。
I もはや『全ての職種』の外国人は日本で働きたくない I
理由は2つ。
日本では十分な給料が払われていないという現状と、国際的な企業がものすごく少ないので、非常に働く国として魅力が少ないからといえます。
今政府が人が足りないことで、技能実習のビザ以外に、特定技能という制度を作ったりとか、人をいろんな現場に入れ込むために、積極的には動いてはいますが、実は高度人材以外(=非高度人材)も、まったくもって日本に来たくないという問題が発生しています。技能実習、現場作業、飲食業、またオフィスワーク、など、日本のほとんど全ての業種で日本は人気がもうありません。
また技能実習制度には各国に送り出し機関というものが存在しますが、送り出し機関でさえも、もはや日本に人を送りたくないという問題が発生しています。
なぜなら、アジアの中で日本に人を送るよりは他国の方が給料がいいから。
カタールで建設現場で仕事をすることで40万/月の給料がもらえます。
もう1つ言えることは、日本に送るとなると、世界で唯一の言語である『日本語』という面倒臭い言語を学ばなければならないから。
日本以外の全ての国と言っていいほど、他国の現場では英語が通用するので、非高度人材を日本に送る必要はなくなってきています。
『日本より給料がいい』『新しく言語を学ぶ必要性がない』となると、日本以外の国に人材を送るのも当たり前ですし、送られる本人も「日本以外の国がいい」と言うのは当たり前でしょう。
この資料は「内閣府 知的財産戦略推進事務局」が外国人に対してとったアンケートの結果です。(平成30年1月のデータ)
【外国人が日本に興味を持ったきっかけ】
1位:アニメ・漫画・ゲーム
最下位:仕事
*欧州では日本の仕事への興味はゼロ%
I ではどんな外国人が日本に来てくれるのか I
では誰が日本に来たいのかというと、
『お金持ちの子供』と『日本文化のファン(アニメ・漫画など)』この2つに当てはまる人のみです。
日本は安心、安全な国なので、親は子供を日本に送りたがる。
またアニメや漫画ファンは日本というものに憧れを持っているから、一度来てみたいと思う。
でもこの2つに当てはまる人だけでは、日本の人手不足という労働問題に大きな影響を与えられるわけもないので、実質日本の人手不足を解決できるわけもありません。極めて危ない状況であるといえます。
このような状況の中を、日本の行政が理解し、素早く行動をしているならまだマシですが、今はとりあえず法律だけ作ってしまっただけで、その法律の執行がされていません。
これから一体どうなるものか........
日本の課題が解決される日がくるのかどうか、未だまったくわからない状況です。
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外国人のプロを日本に紹介することが、私のミッションであり、宿命である