サービス業は単純労働ではない【飲食業】
2018年11月27日火曜日
大阪万博のプレゼンで出向いたフランスで感動した飲食店でのサービス。これはもはや単純労働の分野ではないのでは?!
*この記事はIZANAUを運営している株式会社アクティブゲーミングメディア(130人中6割が外国人社員)のスタッフによって作成されています。
今回大阪万博のプレゼンしてフランスに出向きました。
(参考記事:大阪万博決定!)
今回現地で印象深く圧倒されたことが1つあります。
それは食事のサービスに関して。
サービスが素晴らしくよかったということです。(あくまでもフランスの話ですが)
わたしは10年日本に住み、日本のサービスの良さも体感しています。
現に、海外でも日本はサービスがいいと言われていますが、主に日本のサービスの良さは、愛想、言葉、態度などという印象があります。
今回フランスでよかった点は食事をサービスするプロフェッショナルの話です。
プロフェッショナルとしての接客業
もちろんのこと、食事の際は洋食の店に行きましたが、圧倒的にサービスがプロフェッショナルでした。
日本の飲食店、特にホテルなどをのぞいた一般的な居酒屋、レストランなどでの、日本人の接客は【愛想、言葉、態度】など、おもてなしの心が伝わってくる印象があります。
それらの点に関しては、日本人の方が海外よりも圧倒的に上です。
しかし、もっと深い部分。
食事の出し方、出すタイミング、お水を出すタイミング、また自分の店の料理・食材に関する知識、ワインへの知識とその薦め方(どの料理にはどのワインが合うのかなど)
これらが圧倒的にすべてフランスの場合は日本よりも上でした。
(一概に日本の全ての店舗、フランスの全ての店舗がこうであるとは言えませんが)
知識の多さ、経験の多さの違い
日本ではサービス業は単純労働に分類されてしまっていますが、プロフェッショナルが行うサービス業は決して単純労働ではありません。
料理、飲み物への知識、またサービス業においての経験値。
サービス業、特に日本で洋食などの店舗を運営している人たちは、そう言ったいわゆるプロで(いやいやバイト感覚でサービス業をやっている人たちではなく)プロとしてサービスの世界に入っている人たちを日本に受け入れることはまったくもって、ありだなと感じました。
そう考えたらサービス業は単純労働ではありません。
現時点では、日本では料理人は在留資格を取得できるのに、サービス業は取得できません。
現在は外国人労働者を増加させるかさせないか、その改正法案でもめています。
それ以前の問題ですが海外では技能実習制度はありません。
技能実習制度関係なく雇用関係を結べる時代がくるといいですね。
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