注目は4位の神奈川県!【在留外国人 県別ランキング】
2018年11月14日水曜日
神奈川県のように、「外国人を嫌な気持ちに刺せず受け入れる」また共存していくという気持ちで県をあげて今から工夫して行くべきではないのか
*この記事はIZANAUを運営している株式会社アクティブゲーミングメディア(130人中6割が外国人社員)のスタッフによって作成されています。
日本が国をあげて外国人を雇用しようとする動きを見せている中、これから日本中に在日外国人が増えてくることが予想されます。
「自分の県にはどれくらい外国人が増えるのかな」
「今現在はどれくらい外国人がいるんだろう」
「外国人がこんな所に増えて大丈夫だろうか......」
外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法の改正案で、2019年度から5年間で役26万〜34万人の受け入れを想定していることが、分かりました。
外国人受け入れには、いろんな意見や疑問があると思いますが、これを先延ばしにしたとしても、確実に言えることは
結局将来は外国人が必要になること。
また、外国人を日本人が受け入れない限り、永遠に日本の国際化はできないということ。
今回は2017年末時点で在留外国人はどこに住んでいるのか、どの県に外国人が多く在留しているのか、また外国人にはどの県が人気なのかを、訪日外国人の人数を元に見ていきたいと思います。
◆在留外国人 県別ランキング(2017年末)◆
1:東 京 都 537,502
2:愛 知 県 242,978
3:大 阪 府 228,474
4:神 奈 川 県 204,487
5:埼 玉 県 167,245
6:千 葉 県 146,318
7:兵 庫 県 105,613
8:静 岡 県 85,998
9:福 岡 県 72,039
10:茨 城 県 63,491
11:京 都 府 57,639
12:群 馬 県 55,137
13:岐 阜 県 51,029
14:三 重 県 49,178
15:広 島 県 49,068
16:栃 木 県 39,896
17:長 野 県 34,142
18:北 海 道 32,408
19:滋 賀 県 27,375
20:岡 山 県 25,944
21:宮 城 県 20,405
22:富 山 県 16,948
23:新 潟 県 15,859
24:沖 縄 県 15,847
25:山 梨 県 15,636
26:山 口 県 15,566
27:石 川 県 13,877
28:福 井 県 13,842
29:熊 本 県 13,582
30:福 島 県 12,977
31:大 分 県 12,023
32:奈 良 県 11,921
33:愛 媛 県 11,745
34:香 川 県 11,636
35:長 崎 県 10,218
36:鹿 児 島 県 9,101
37:島 根 県 8,041
38:山 形 県 6,723
39:岩 手 県 6,627
40:和 歌 山 県 6,407
41:宮 崎 県 5,783
42:佐 賀 県 5,755
43:徳 島 県 5,639
44:青 森 県 5,121
45:鳥 取 県 4,385
46:高 知 県 4,332
47:秋 田 県 3,793
未 定 ・ 不 詳 2,098
合計 2,561,848
*上記は人数です。
*法務省による国籍・地域別在留外国人数の推移 平成27年末のものです。法務省PDFデータはこちら
以上のようなランキングとなっていますが、
1位の東京、3位の大阪は誰もが想像できうなずける結果だと思います。
また、2位の名古屋もトヨタ、また工場なども多いため外国人の方が多く住んでいることもわかります。
そこで4位の神奈川県について今回は注目してみます。
『なぜ神奈川県に外国人が多いのか』
紐解いていくと、それは神奈川県は外国人にとって住みやすいところだからということが分かります。
まずこちらが神奈川県のホームページにある「多国籍県民に関する取り組み」を見ていただきたいと思います。
これをみていただくと、外国人に優しい、外国人をウェルカムし住みやすいよう工夫していることが見受けられます。
日本人が海外に行ったとすると、日本は「外国人」扱いになりますが、ウェルカムされない国や都市には住みたくもないし、愛着もわかない。ましてや、その都市に税金など納めたくもないですよね。
日本にいる外国人も同じで、今政府や、一部の国民の中では
「外国人を受け入れたくない」という風にも見受けられるような討論がおこっています。
以前「なぜ外国人が日本に必要なのかを数字で見てみる」という記事を書きましたが、
日本の高齢化、人口減少、年金の支払額、国際化など日本の問題に目を向けると、日本は外国人に「来てもらう」立場にあるといってもいいと思います。
このような状況下で神奈川県のように、「外国人を嫌な気持ちに刺せず受け入れる」また共存していくという気持ちで県をあげて今から工夫して行くべきではないのか、と思います。
日本独自のマナーや風習を外国人に教える、伝える。
初めはわからなくて当たり前です。
頭ごなしに「外国人は.....」というのではなく、こちらが誠意を持って伝えていけば、日本の風習やマナーを崩さず国際化できる日本になるのではないでしょうか。
あとは政府と国民一人一人の受け入れる気持ち次第だと思います。
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外国人のプロを日本に紹介することが、私のミッションであり、宿命である