学生ビザでアルバイトが出来る!
2018年6月19日火曜日
外国人アルバイトを雇う際の5つの注意点
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外国人が90日以上、日本に滞在する場合には「ビザ」が必要です。
27種類あるビザの中の「就労ビザ」を取れば日本国内で働くことが可能ですが、就労ビザをもっていない外国人で何かしらのビザを持っている人(例えば留学ビザ、家族ビザなど)は、「資格外活動許可」があればアルバイトは可能なのです。
資格外活動許可は2週間〜2ヶ月ほどで無料で外国人は取得することが出来ます。参考:資格外活動許可とは(入国管理局)
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ここでは企業が外国人のアルバイトを雇う時の注意点をまとめてみました。
外国人アルバイトを雇う際の5つの注意点
①面接時にはパスポートと在留カードの2つを持って来てもらう
②在留カードの表と裏を両方チェック!表はその人が滞在できる期限を確認。裏では資格外活動許可欄というところを確認。そこに「許可」の文字があるかどうか。(下写真参照)
③パスポートの中をチェック!資格外活動許可をもらっている人は、パスポートの中ページに資格外活動許可のシールが貼ってある。(下写真参照)
④シフトを必ずチェック!採用後、原則1週間に28時間のアルバイト雇用が可能(学校が長期休暇の場合は1日8時間まで可能)
⑤風俗営業は不可!風俗営業とみなされるバー、キャバクラ、スナック、クラブ、パチンコ、麻雀店、ゲームセンターでの雇用はいかなる場合も不可となります。(店の皿洗い、掃除、ティッシュ配り等も不可)
在留カード表裏 資格外活動許可サンプル
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パスポート中 資格外活動許可シールサンプル
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アルバイトでの雇用の場合、「履歴書不要」の企業も増えて来てはいますが、まだまだアルバイトを雇用するときにも履歴書を持参してもらう企業も多いと思います。
履歴書の書き方も日本と海外では大きな差が沢山あります。履歴書に関しては上記の注意点の様に法律に触れることはありませんが、日本と海外の履歴書の違いに配慮することも、外国人と共に働く第一歩として大切なことだと思います。
以上の点に気をつければ、外国人をアルバイト雇用することが出来ます。
「人員が足りていないけど、正社員までは今は雇えない・・・」
「外国人を雇用したいが、正社員を雇う前にアルバイトを雇ってみたい」
「飲食業などの単純労働と言われてしまうものは外国人を正社員に出来ない」
などという企業の方は、まず外国人のアルバイトを雇ってみるところから始めるのも一つの手段かもしれません。
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外国人のプロを日本に紹介することが、私のミッションであり、宿命である