特定技能試験が始まりました。
2019年4月3日水曜日
試験が始まったは良いですが、予想以上の応募があり、応募開始から2時間で受付を締め切られるという事態に陥っています。
入国管理局が入国管理庁に格上げされるとともに、外国人の在留資格拡大が2019年4月1日からスタートしましたが、新しい在留資格である『特定技能』で外国人がビザを取得できるようになった職種、介護・外食・宿泊では、特定技能ビザの資格を取得するための試験も始まりました。
*特定技能1号・2号の詳しい説明はこちら:特定技能とは? 特定技能1号・2号とは?【わかりやすく解説】
試験が始まったは良いですが、予想以上の応募があり、応募開始から2時間で受付を締め切られるという事態に陥っています。
やはり日本政府は甘かった。
外国人を必要としている、特定技能で雇用しようとしていた企業が多数あり、試験を受けようとしていた外国人がこんなにもいるのに、またも政府の甘さにより、供給が追いついていない状況に陥ってしまいました。
2019年6月にも試験が予定されていますが、担当者は「合格率も考え、年間の見込み数に達するように受験機会を提供していく」と説明していますが、果たしてうまくいくのかどうかは、未だ誰にもわからない状況でしょう。
ちなみに、少しご説明しておくと特定技能ビザと技能実習ビザを、混同してしまっている人もいるかもしれませんが、この2つは別物です。
これほどまでに特定技能という在留資格が人気であるのは、今まで同じ業種で在留資格として取得されてきた『技能実習』よりもメリットが多いからと言えます。
*特定技能試験の情報は以下のサイトから確認できます。
外食技能測定試験:一般社団法人外国人食品産業技能評価機構(OTAFF)
宿泊業技能測定試験:一般社団法人宿泊業技能試験センター
介護技能実習評価試験:一般社団法人シルバーサービス振興会
建設分野特定技能評価試験:国土交通省 建設分野における新たな外国人材の受入れ(在留資格「特定技能」)