新しいことをはじめよう【外国人雇用編】
2018年10月24日水曜日
迷うくらいくらいなら今チャレンジした方がいい!日本企業と海外企業の違いを見て、なぜ日本企業は新しいことをはじめるのにためらう人が多いのか分析してみました。
*この記事はIZANAUを運営している株式会社アクティブゲーミングメディア(130人中6割が外国人社員)のスタッフによって作成されています。
何か新しいことを始めることに、ためらいを持つ人は多いと思います。
理由は「怖い、失敗をしたくない、このままでいい」色々あると思います。
「若い時は失敗してもやり直せる。大人になるとできない」という思いから、何か新しいことに一歩ためらってしまいます。
これが日本の会社になるとさらに面倒なことが増えます。会社が大きければ大きいほど、その面倒が増えます。
今回はそんな日本企業が新しいことを始めるのに、
海外の企業と比べて日本企業は何が違うのか、またそんな日本企業で外国人をいれることで何が変わるのか
をお伝えしたいと思います。
I 新しいことを始めるのに、人はなぜためらうのでしょうか。
まずは「なにか新しいことを会社で始める」という点での、日本の会社と海外の会社の違うところをみてみましょう。
1.海外はパソコン上ですべてが片付く
「新しいアイディアを思いついた!」
「稟議書にして上に提出しよう」
日本ではこれは当たり前のことですが、海外では違います。
海外ではそもそもハンコという文化がありません。
そして稟議書という文化もありません。
海外の会社では、小さい企業でも予算の実行、経費の落とし方など完全にシステム化されており、予算管理の支援ツールを使ったりしています。パソコン上ですべてが仕上がります。
それゆえ、外国人を雇う場合に、日本の稟議書システムを使いこなしてもらおうと期待しても、不可能と思っておいた方がいいでしょう。
2.海外では目上の上司しか見ない
外人は日本と違って、自分の目上の上司しか見ていません。
その目上のボスが「オッケー」を出したらすぐ実行に移すことが多いです。
基本的に海外の組織というのは日本よりもフラットで、縦に短く横に長い。
日本は業務の効率化が非常に最近できたとはいえ、やっぱりまだまだ一般社員、係長、課長、部長、執行役員、役員という階段が出来上がっています。
それをくつがえすというのはすごく難しいですが、そのような状況の組織に外国人が入ったら、それを理解させるか、理解してもらえるような説明を心がけるか、またはあらかじめ外国人が働きやすいような、もう少しわかりやすいような環境を整えるかが大事です。
つまり、「なにか新しいことを始める」という点だけみても、海外と日本では社内のシステムがまったく違っていていて、日本は1つのアイディアを実行に移すのにどうしても時間がかかってしまいがちです。
社内のシステムを変えるのはもちろん難しいことですが、外国人を採用しようとお考えの企業は、それを機に少しシステムを少し改善してみるのも一つの手かもしれません。
I 新しく始めよう【語学・外国人雇用編】
日本国内で業績を伸び悩んでるなどの悩みのある会社が、海外に向けて商品やサービスを売り、海外で売り上げをあげることはすごく有意義なことです。
なぜなら競争が一気にゼロになっちゃうから。場合によっては、食品も商品も技術もまったく海外に出ていない商品やサービスもあったりします。
海外展開する際、基本的にみんな海外進出のセミナーに行って専門家に意見を聞くとか、エージェントと組むなどの始め方をしますが、結局長いスパンで考えると、その市場に詳しい人を自社に入れて社内で内製化させてやった方が一番効率がいいことは間違いありません。
その際にまずやらないといけないことは、外国人を入れること。
この外国人を入れる際にスタイルが2つあります。
それは海外展開のための外国人を1人雇うか複数雇うかの2つです。
1つめは、海外展開のために外国人を1人だけ雇うつもりなら、最初から日本語のペラペラな人じゃないと難しい。
社内でコミュニケーションが取れないし、海外に展開予定の商品知識も習得してもらえません。
2つめは、何人の外国人を雇用し、複数の外国人体制でやって行くなら、外国人を入れる前に英語のできる人事担当を入れて、やった方がいいです。
外国人を雇うというのは、日本企業にとっていろんな固定概念があると思いますが、実際雇うことは難しくはないし、結果を出してもらうこともまったく難しくない。
迷うくらいくらいなら今チャレンジした方がいいですよということです。
About the Author
外国人のプロを日本に紹介することが、私のミッションであり、宿命である