【ランキング】2019 世界のお金・通貨の価値【トップ10】
2019年8月31日土曜日
トップ10のランキングを説明付きでご紹介!
*この記事はIZANAUを運営している株式会社アクティブゲーミングメディア(130人中6割が外国人社員)のスタッフによって作成されています。
Facebookが仮想通貨リブラの発表し、世界27億人が使える通貨ともなりうるなどの激震が走りそうな世の中ですが、今現時点ではまだまだ『紙幣・硬貨』と言うものがこの世界中で1番のお金と言う存在です。
外国人を雇用する際に、弊社でもたまにあることですが、外国人は日本でお給料を『円』でもらい、自国の通貨に変換して計算しがちなところがあります。現在、日本通貨の価値が低いので、外国人は『あまり給料をもらえない』という錯覚に陥りがちです。そのような場面に出くわした時に、日本の物価が安いこと、またこのように通貨の価値が各国で違うことを説明できるように、知識をつけておきましょう。
今回は現時点での2019年、世界の通貨価値をランキングでご紹介しようと思います。
【ランキング】2019 世界のお金の価値【トップ10】
No. 1 - クウェート・ディナール Kuwaiti Dinar (1 KWD = 3.29 USD)
No. 2 – バーレーン・ディナール Bahraini Dinar (2.65 USD)
No. 3 – オマーン・リアル Oman Rial (2.60 USD)
No. 4 – ヨルダン・ディナール Jordan Dinar (1.41 USD)
No. 5 – スターリング・ポンド British Pound Sterling (1.26 USD)
No. 6 – ケイマン諸島ドル Cayman Islands Dollar (1.20 USD)
No. 7 – ユーロ European Euro (1.14 USD)
No. 8 – スイス・フラン Swiss Franc (1.04 USD)
No. 9 – アメリカドル US Dollar
No. 10 – カナダドル Canadian dollar (0.75 USD)
No. 1 – クウェート・ディナール Kuwaiti Dinar (1 KWD = 3.29 USD)
通貨コード– KWD
1 KWD = 3.29 USD
クウェートディナールは、米ドルに対して世界で最も価値のある通貨です。
クウェートは莫大な富を持つ小さな国です。この通貨が高価値と判断されているのは、世界市場への大量の石油輸出が理由とされています。
No. 2 – バーレーン・ディナール Bahraini Dinar (2.65 USD)
通貨コード– BHD
1 BHD = 2.65 USD(pegged to dollar)
バーレーン・ディナールは、2番目に価値のある通貨です。
バーレーンはペルシャ湾の島国で、人口はわずか100万人を超えた程度。クウェートのケースと同様に、この国の最大の収入源は石油などの輸出です。
バーレーン・ディナールは米ドルの為替レートに固定されており、2005年以降、米ドルに対するレートがも安定しています。
No. 3 – オマーン・リアル Oman Rial (2.60 USD)
通貨コード– OMR
1 OMR = 2.60 USD(ドルにペッグ)
オマーンはアラビア半島の国です。要衝な地であるおかげで、先進的な経済と高い生活の質を備えています。
オマーンリアルも米ドルに固定されています。
No. 4 – ヨルダン・ディナール Jordan Dinar (1.41 USD)
通貨コード– JOD
1 JOD = 1.41 USD(pegged to dollar)
ヨルダン・ディナールの高い価値を説明することは非常に難しいとも言えます。この国は経済的に発展しておらず、石油などの不可欠な資源が不足しています。
それにもかかわらずヨルダン・ディナールは1.41米ドルで、このランキングを見てもわかるように最も強力な世界通貨の1つとなっています。
No. 5 – スターリング・ポンド British Pound Sterling (1.26 USD)
No. 6 – ケイマン諸島ドル Cayman Islands Dollar (1.20 USD)
通貨コード– KYD
1 KYD = 1.20 USD(ドルにペッグ)
ケイマン諸島は、世界最高のタックスヘイブンの1つであり、政府は数多くの銀行、ヘッジファンドや保険会社に対し運営許可を発行した経緯があります。タックスヘイブンとしての立ち位置によって、国内通貨も高く評価され、ケイマン諸島ドルは1.22米ドル近くの価値まで上がっています。
No. 7 – ユーロ European Euro (1.14 USD)
通貨コード-EUR
1 EUR = 1.14 USD
ユーロ通貨は過去数年間で強化されました。これにより、このランキング入りとなっています。ユーロの強みの1つとして言えることは、ユーロは欧州諸国の公式の世界通貨であり、その欧州諸国の中には経済的に発展した国も多くあります。
さらに、ユーロは世界の貯蓄全体の22.2%を囲む2番目の準備通貨(*1)です。
No. 8 – スイス・フラン Swiss Franc (1.04 USD)
通貨コード– CHF
1 CHF = 1.04 USD
スイスは世界で最も豊かな国の1つであるだけでなく、最も安定した国の1つでもあります。銀行のBank secrecyがとても強固なものであると長期に渡り知られています。その上、そのハイテク製品は世界中でも非常によく知られています。
ちなみに、世界中で唯一の、縦向きの紙幣である。
No. 9 – アメリカドル US Dollar
通貨コード-USD
1 USD = 1.00 USD
米国の世界経済のリーダーシップにより、その通貨は「世界準備通貨 World Reserve Currency(*1)」の称号を獲得しました。言い換えれば、どこでも(どの国でも)ドルで支払うことができます。
No. 10 – カナダドル Canadian dollar (0.75 USD)
通貨コード-CAD
1 CAD = 0.75 USD
カナダドルは、世界で5番目に大きい準備通貨です。 ちなみにカナダ硬貨は、コインに描かれた相当の鳥を称えて「ルーニー」と呼ばれることがよくあります。
(*1)世界準備通貨 World Reserve Currency
準備通貨とは、各国政府もしくは金融当局の外貨準備の総額において相当量を占める通貨を指す。準備通貨高は石油や金のような国際間で取引される商品の価格に大きな影響を与える。近年では特にアジア諸国が自国通貨のレートを下げて輸出競争力を高めるため、およびアジア通貨危機のような事態に備えるために外貨準備高を引き上げる傾向にある。
Source:FXSSI
あまり成功していない国の通貨は価値が下がる傾向があることが知られています。しかし反対に経済が順調であっても通過の価値が上がると言うわけではありません。
実際、通貨の価値が絶えず増加している場合はほとんど今までもありませんでした。国では、通貨を絶えず強化することは有益とは言えません。なぜなら、昨今人々は資金を使う代わりに積極的に資金を節約し始めているからです。
通貨の価値が高いということは、国内のインフレプロセスが制御されていることを示しているとも言えます。
ちなみに、日本は経済大国であるはずなのにも関わらず、日本円の価値は非常に低く、1ドル= 109.77円です。
このような知識を頭の片隅に置いておき、外国人を雇用した際に使える引き出しを増やしておきましょう。